フロム田んぼ98
今月のコラム

 

1998年12月

「農村に吹く新しい風


業を志す人が増えています。
都会暮らしをしていた人が、突然、農村に移住し農業を始めるパターンが続出しています。
「不景気だから・・・。まあ、一時的な流行だよ」
と冷めた意見もありますが、そればかりでもありません。「本当の豊かさ」
「人間的な暮らし」について考えている人や、「食の安全」「環境」に関心が高い人が多いのも、また事実です。最近では、宇宙飛行士から転身した人まで出てきました。

いまのところ、「新農民」「新規就農者」などと、あだ名を付けられ、おだてられ、それなりに楽しくやっている例が多いようです。

実は私のところにも最近、就農の相談が舞い込み、なんと11月には個人からの相談が3件もありました。また、新潟県の事業『就農準備校』で、臨時講師もやりました。
私自身も新農民のはしくれですので、私で出来ることであれば、何でもやりたいと思っています。新農民が増えて、農業世界が活性化されるのは、大歓迎です。さあ、どんどんいらっしゃい。

新農民のほとんどは、有機農法や、低農薬・無農薬栽培を志向していて、それは1つの大きな特徴となっています。こうしてみよう、ああしてみようとやっているわけです。まだ完全な栽培方法がかくりつされていませんので・・・。(私もいろいろ試行錯誤をしています)

いろんな人がいて、いろんな考えがあって、おもしろいですよね。


1998年11月

「雨ニモ負ケズ」

宮沢賢治

雨ニモ負ケズ
風ニモ負ケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク
決シテイカラズ
イツモ静カニ笑ッテイル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲ食べ
アラユル事ヲ
自分ヲカンジョウニ入レズニ
ヨク見キキシワカリ
ソシテ忘レズ
野原ノ松ノ林ノ陰ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ニコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニ疲レタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコワガラナクテモイイト言ヒ
北ニケンカヤ訴訟ガアレバ
ツマラナイカラヤメロト言ヒ
日照リノ時ハ涙ヲ流シ
寒サノ夏ハオロオロ歩キ
ミンナニデクノボート呼バレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイウモノニ
ワタシハナリタイ 


1998年10月

「新米と古米の話」


 

 

1998年9月

「本格的なガーデニングブーム」



1998年8月

「動物たち」



1998年7月

「ヌカ漬け



1998年5月

「ミミズ」






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