「サラサラご飯」

　暑い夏、いかがお過ごしでしょうか。
　私、草取りや水回りで、３０度をはるかに超える日でも、外仕事です。汗を多量にかくので一日に換えるＴシャツは５〜６枚。水分も意識的に７〜８リットルは摂取しています。汗かき選手権にでも出ようかな・・・。
　ニクタイ労働だけでなく、ネクタイ労働の人も、きっと暑いのでしょうね。都会のビル街で、営業、外回りの人たちも、きっと大変な暑さなのだろうと、同情します。「外は暑い！」あたりまえですが、夏の常識です。
　真夏、食欲のない時、体力の落ちる時は、やっぱりご飯をどれだけ食べるかですね。まあ、食べないことには体が持ちません。
　ざるソバのような麺類やサンドイッチのようなパン類は、食欲のないとき食べやすいのですけれど、製粉されたデンプンのせいか、腹持ちが悪いですね。その点、ご飯は粒状のデンプンなので、スタミナが持続します。これって、私がコメを作っているからじゃなくて、経験的にそう思うんですよ。世界的に見ても、高温多湿といわれる地域はほとんどが米食文化ですから、きっと「夏こそご飯」なんでしょう。
　そんな肉体労働派の私が好きなのは、梅のおにぎり。梅干しはミネラルや塩分の補給になりますし、適度な酸味は食欲をそそります。炊き立てご飯のアツアツおにぎりじゃなくて、荒熱が取れたようなのをパクつきます。少し冷めたところがおいしいんです。おコメの味もよく分かりますしね。
　「もっちりとした質感」が冷めたおにぎりの本領です。
　そういえば、お茶漬けメーカー永谷園も「冷たいお茶漬け」のＣＭをしていましたね。私は、麦茶でつくる冷製茶漬け、大好きです。このところ気に入っている具は、みそ漬けと青ジソとスジコの組み合わせです。さらさらっと手軽に食べれるのがいいですね。日本古来のファーストフード。
　夕涼みを兼ねて、木陰にテーブルとイスを持ち出して、ご飯を食べるのもいいですね。あまりする機会もありませんが・・・。「外のご飯は気持ちいい」も、夏の常識です。夏はやっぱり夏らしく、夏の食事を楽しみたいと思います。今年の夏は今年だけ。どうぞ素敵な夏をお過ごしください。
　さて、時計も２時半をまわりました。これ、お昼休みを延長して、セミの声を聞きながら書いています。では、汗かき選手権よろしく、また田んぼに行ってきまーす。