「ご飯のお供ランキング!」
2018年9月号

 
  ご飯を愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか。
 さて、私もご飯が大好きです。
 毎日食べているんですけど、ちっとも飽きないし、美味しいご飯を食べるとすごく満足した気分になります。仕事にしているくらいですから、よっぽど好きなのかもしれません。
 そこで今回は、ご飯のお供ランキングと題して、これがあったらご飯がすすむ、これをのっけてご飯を食べたい、そんな食卓に欠かせない愛すべき品々を取り上げたいと思います。
全国8千万のご飯党の皆さんからのアンケートを集計した立派なランキングではなく、ただ単に私自身が好きなものを、独断と偏見で選んだ個人的なランキングです。(ちなみに私は関東の出身、妻は関西の出身で、コメは白米が多いです。)

第1位 松前漬け
  お正月の定番。冬にこのランキングをすると文句なし一位になるだろうという一品。(この季節でも一位…?) 数の子のプチプチが正月らしさを演出します。とろーっと垂れるような昆布の旨みが、白いご飯にしみこんで、たまりません。酒の肴に松前漬けという選択肢は私のなかにはなくて、必ずご飯にのっけます。
  漬け物にスルメを入れてみようって考えた人、天才だと思います。
第2位 納豆
  一年中食べていますが、やはりご飯にのっけるといえば、納豆は王様。アツアツの炊き  たてご飯との相性の良さは、ピカイチでしょう。かき混ぜたときに、白い糸が良く伸びて、きめこまかい泡が立つ、においが強いもの、いわゆる昔ながらの納豆が好きです。
  薬味を加えるときはネギよりも、私は玉ねぎ。玉ねぎをみじん切りにして生卵を落とすと、クリーミーな口当たり。タクアンの古漬けやセロリを入れるとサラダ風、ウナギの蒲焼やマグロの刺身とあえるとどんぶり風。バリエーションも豊富です。
第3位 シラスと大根おろし
  ご飯の上に大根おろしを広げ、その上にしらすをこんもりと。白、白、白と重なる3つの白、最後にしょうゆをひとたらし・・・。朝ごはんに美味しい。お酒を飲んだあとにも食べやすい。優しい食感に、大根おろしの辛味がアクセントになってます。夏なら薬味に青じそを添えて。
第4位 イクラのしょうゆ漬け
  スジコとイクラは好き好きでしょうが、私の場合、ご飯にのっけるならイクラ。おにぎりのタネならスジコ、と役割がはっきり分かれています。
  イクラのほうが上品で、スジコのほうが野生的な味だなあとおもっていたら、ある漁師さんに「スジコ好きのほうが本物」と言われました。本物・・・って言われても。
第5位 イカの塩辛
  新潟ではイカの水揚げがあるので、イカ刺のほうが一般的ですが、塩辛も捨てがたい。
  市販の塩辛は、あれこれと添加物が入りすぎで、手作りしたいところ。ときどき無性に食べたくなります。1週間以内に食べきる浅漬けのものがお気に入りです。
第6位 ねぎ味噌
  昔、長野に住んでいたときに覚えた田舎の味。いつも自分で作ります。長ネギをみじん切りして、ただ味噌を合えただけ。私のレシピは、ふきのとうを加えたり、ごま油、七味唐辛子を一振り。焼きおにぎりや湯豆腐にのせるなど用途も多様で、ご飯のお供にとどまらず、万能調味料としても・・・。

 やー、書ききれません。たくさんあります、ありすぎます。
 そもそもランキングの順位づけに意味があるのか?
 手造りのゆかりフリカケ。部屋いっぱいにシソの香りが広がっていく。
 山形の郷土料理「だし」。ナス、みょうが、キュウリ、夏野菜を刻んで刻んで、さっぱりと・・。
 ワサビ漬け、ワサビ+酒かす! 誰がこんな組み合わせを発見したのか?!
 野沢菜。少し発酵が進んでアメ色の野沢菜。どーにも止まりません。
 紙面が足りない。













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