梅のつぼみも膨らんで、
ようやく春の気配がしてきました。

春作業の序盤が始まりまして、
そろそろ田んぼの季節です。

 


ぼかしに混ぜる落葉

土の上に直接作る

よーく混ぜて

水分を与えます
農作業:タネぼかし作り

タネぼかしは、田んぼの中の
微生物を増やすための栄養です。
田植え後に、田んぼに撒いて
田んぼの中の生態系が活発に
なる助けをするのです。

落ち葉をコメぬかに混ぜ込んで
土着菌を増やします。
各地域にはその土地特有の
「土着菌」がいて、
その土地にあった菌を育みます。
タネぼかしそのものは、
稲の栄養になるわけではありません。
微生物を田んぼの中に増やし、
稲の住環境を整える役目を果たします。

−健康な田んぼの小動物は−

田んぼの中の微生物や菌を増やと、
そんな菌を食べようと、
ミジンコや、プランクトンがやってきて、
それを食べようとミミズややごや
おたまじゃくしがやってきて、
それを食べようと、鳥がやってきます。
目に見えないような菌から始まって
稲を取り巻く環境にかかわる動物が
増えるのです。