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taku tsuushin
飛行機だって恐くない。ほら、この通り。 僕はまだ赤ちゃん扱いだから、座席料金は要らないんだ。 でも、運良くガラガラの飛行機だったから、2人分も占領してるんだ。なんだか、とっても得した気分。 それに、赤ちゃん用の機内食、結構良かったなあ。
出発準備OK。さあ、どこでも行こうぜ。
新装の上海駅前。 だいぶ変わったらしいけど、何しろ僕は初めてだからね。
都会ってすごいなあ。ビルは高いし、車は多いし、人もいっぱいだし・・。 あの大きな風船、僕ほしいなあ。
ベッドの上、よごすなって、しかられるんだ。
「もしもし、」・・・あっ、ここは中国だったね。 「ウェイ」 「ウェイ、ニーハオ」 おかしいな、いつものお姉さん出ないなあ。「お客様がおかけになった電話番号は現在・・・」って、しゃべるお姉さん。きょうはおやすみかなあ。
それにしても、僕が電話をしてるとなんでみんな笑うんだろう。
渡し舟で黄浦江を渡る。お母さん、喜んでる。僕は別におもしろくもなんともないのだけれど。だって、すぐ着くんだぜ。
父は果物調査中。 僕は休憩中。
ランブータン。もっとちょうだい。
船旅。 飛行機よりもおもしろいなあ。船内は広いし。ここは長江の上なんだって。
このヨーグルト、おいしいなあ。 何本でも飲めるなあ。 日本でも売ってるといいのになあ。
もーう、待ちくだびれて、眠くなったよ。